前節(明治安田J2第16節/2●3)の東京V戦の残り3分に切り札として投入され、ドリブル突破からシュート2本を放つなど栃木の猛攻の一翼を担った松村亮。
「あそこまで侵入できたのは自分のなかで成長や調子の良さを感じるし、やりたいことが表現できたことは次につながります」
今季初スタメンを飾ったのはJ2第5節・磐田戦(0●3)だったが、あのときはボールが足につかずに力を発揮できなかった。あれから練習や練習試合を繰り返すなかで徐々に光明が見えてきたという。
「少し時間がかかってしまったけれど、色んな選手たちと一緒にプレーすることでコンビネーションが深まったし、今はユザ君(湯澤洋介)やトヨ君(阪野豊史)らといいプレーを引き出し合えている。そういう状態になればチームはレベルアップできるし、自分も東京V戦のようなプレーをすることで、味方も自分を意識してくれるし、もっと攻撃の起点になれるはず」
若き俊英が狙うは、まずは今季初ゴールだ。
(栃木担当 鈴木康浩)
2015/06/04 20:34