19日、タイのバンコクグラスFCとのトレーニングマッチがヤンマースタジアム長居で行われ、C大阪は0-1で敗れた一方、吉野峻光が今季初の対外試合をこなし、75分間プレーしたという収穫も得た。
「今日はいつもよりポジションが低く、思ったようにプレーできないことも多かった」と試合を振り返った吉野だが、「(ひざの痛みは)ないし、少しずつ動きやすくなっている。フルでなければ公式戦にも行ける」と状態が上向きつつあることを話した。
吉野についてはパウロ・アウトゥオリ監督も、「クオリティーは本当に高い。クリエイティブで、人とはまったく違うモノを持っている」と評価。「セレッソにとって最高の補強となるのは、実は吉野が公式戦に復帰した時、ということになるのかも知れない」とまで話した。
公式戦での復帰の目途について問われた指揮官は、「慎重は期すが、本人やメディカルスタッフとも話をした中で、この試合でのリバウンドがなければ、次の試合のメンバーに入ることもあり得る」と次節でのメンバー入りの可能性も示唆した。
(C大阪担当 小田尚史)
2015/05/19 19:58