GK土井康平が明治安田J2第13節・東京V戦で初めてベンチ入りを果たした。
3月にグルージャ盛岡から期限付き移籍で加入。当初は「練習についていくのが精一杯」(土井)と苦笑いを浮かべていたが、1カ月半が経過した現在は平井直人GKコーチの指導の下、「これを一年間継続すれば、いいGKになれるんじゃいないか」と成長を実感している。
東京V戦で出場機会は訪れなかったが、初めて公式戦を間近で体感して「J3と雰囲気や音量が全然違う。自分への本格なチャントというのも初めて歌ってもらえて“がんばらないとな!”と思いました」と心境を語っている。
さらに「神戸や水戸にいたころは自分も若くて、メンバーに入れるという実感はあまりなかった。この年になって“頑張ればメンバーに入れる”ということを感じているし、“まだまだサッカーは辞められないな”と思いました」と新たな刺激も受けた様子だ。
(京都担当 雨堤俊祐)
2015/05/15 19:15