あるときは中央で、あるときは左サイドで味方を守る石川直樹。明治安田J1・1st第10節FC東京戦(2●3)では今季初得点も記録した。
次節(J1・1st第12節)の相手は、石川直が11年と12年の2シーズンに渡って在籍した新潟だ。仙台の一員として初めて乗りこんだデンカSでの一戦(14年J1第23節)では0–1で敗戦。今度は勝利を誓う。
石川直にとってこの“古巣”での2年は「大きな経験を積んだ時期」とのことだが、今回は「個人としての思いはまずは置いておく」という。
「いまはチームとして何としても勝たなければいけないとき。アウェイで勝ち点3を取ることに集中します」。
前節・浦和戦(4△4)で連敗を『5』で止めた仙台だが、J1・1st第4節・清水戦(2○1)から勝利がない。「きょう(13日)は新潟の激しいプレッシャーを外して攻撃するための良い練習ができました。実戦でもやるべきことをやり、結果に結び付けたい」。闘志を胸に、敵地での勝利を目指す。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/05/14 07:00