明治安田J1・1stステージ第11節は、ホームに仙台を迎え撃つ。
今季ここまでの17失点中、6失点をセットプレーから喫している新潟。「仙台もセットプレーが武器。高さのある選手と、素晴らしいキッカーがいるチーム。余計なファウルをしないところから、失点を減らす選択をしたい」とCB大井健太郎も警戒を強めている。
新潟は17位、仙台は15位だが、ともに2勝4分5敗、勝ち点10と互角の成績(※得失点の差は2)。今度こそ浮上のきっかけをつかむためにも、勝利は譲れない。
正念場が続く中、レオ・シルバの一時帰国が重なったが、「みんな、レオのぶんもやらなければという気持ちを持っている」と、チームの結束は一段と強まった。「ここからいい方向に変えていければ。できることをやって、勝って、レオとサポーターにも安心してもらいたい」。チームにとってかけがえのない背番号8と12のために、キャプテンとして全力を尽くす。
(新潟担当 野本桂子)
2015/05/14 07:00