明治安田J1・1st第8節・清水戦(3△3)の後半から出場し、その後の2試合でも先発でプレーを続ける林陵平。この3試合で2ゴールを挙げ、今節(J1・1st第11節)の古巣・柏戦にもいい状態で臨めそうだ。
得点力でも存在感を発揮している一方、攻撃の組み立てでも起点として機能しているが、最近目立つのは、當間建文からのくさびのパス。「陵平君と話し合って、あそこを最初に見てくれと言われている。一番最初に目に入るかな。出せるところに常に準備できているから、当てやすい」と當間。それまでの前線3人が流動的に動くスタイルよりは、ターゲットとして意識しやすいようだ。
林のほうも「當間と俺とのホットラインができつつある」とそこは意識している様子。「當間には、『お前がボールを持ったときには、俺は真ん中でくさびを受ける準備をしてるから出してこい』と言っているし、當間の蹴り方とか見ても、結構自分を意識してくれているところがある」と相思相愛ぶりはさらに深まりそうだ。
(山形担当 佐藤円)
2015/05/08 20:53