磐田との対戦を前に、かの日を思い出しているのがMF宮澤裕樹だ。磐田DF坪内秀介は宮澤がプロ1年目だった08年に札幌でチームメイトで、「プロになって初めて自分を叱ってくれたのがツボさん(坪内)。そのことは今でもハッキリ覚えている」とのこと。昨季最終節の磐田戦は坪内が欠場し対戦が叶わなかったため、J2での初対戦を楽しみにしている様子だ。
ちなみに叱られた内容というのは、「もっと周囲とコミュニケーションを取らないと、プロの世界では戦い抜いていけないぞ」というもの。「今でも人見知りですが、ルーキーだったときはもっともっと人見知りだったので、そうしたアドバイスをもらったことがすごく印象的だった」と、宮澤はルーキーイヤーを思い返しながら秘めたる想いを高ぶらせている。
(札幌担当 斉藤宏則)
2015/05/01 18:40