前節・熊本戦(2○0)で今季初のフル出場を果たした星野有亮。連戦の初戦で勝利を収めたことについては「チームとしてしっかり守備から入ることができた」と話す。熊本戦は中盤の底でプレーした。
「(太田)康介さんが後ろから声を掛けてくれるのでやりやすい」(星野)。頼れるベテランの存在もあり、試合を重ねるごとに「守備の仕方はだんだん分かってきた」ようだ。星野は勝利とフル出場にも満足せず、「攻撃でもうちょっと自分がパスでつなげたらいい」と自らの課題も口にした。
静岡学園高時代、大島僚太(川崎F)とともにプレーし、全国高校選手権に出場した星野。その後専修大を経て金沢に加入した。秋葉勝・山藤健太の両ボランチの壁は厚いが、星野のパスセンスが金沢の大きな武器となることは間違いないだろう。
(金沢担当 野中拓也)
2015/04/28 07:00