前節(明治安田J2第8節)・大分戦(3○0)では前半終了間際のPKストップをはじめ、好守を連発して今季アウェイ初勝利に大きく貢献した加藤順大。「アウェイで勝ちたかったし、ラクな試合なんて1試合もない。その中でいかに勝てるかが大事」と振り返る守護神の存在感が際立つ一戦だった。
あらためて存在の大きさを示した加藤だが、練習からチーム全体をよく見て声掛けを欠かさない。だからこそ、26日の第9節・水戸戦から始まる怒涛の5連戦に向けても、チームメートへの信頼を口にする。
「5連戦は体もキツくなると思うけど、試合に出ているメンバーも出ていないメンバーもみんな練習を100%でやってくれているので、誰が出ても良いプレーができる。出た選手が目の前の試合で100%を出して戦っていけたらいい」(加藤)
「後ろから見て手を抜いている選手がいたら、ガツッと言ってやろうと思っている」と意気込む背番号1は、連戦でこそチームの100%を引き出しながら戦う心づもりだ。
(大宮担当 片村光博)
2015/04/22 18:07