第4節・栃木戦。後半から出場機会を得た廣瀬智靖は苦しい展開ながら意地をみせ、アディショナルタイムに1点を返した。試合は1-2で敗戦を喫したが、今季初ゴールを挙げた廣瀬は「(得点したことで)気持ちはだいぶん違ってきます」と良いモチベーションでトレーニングに励んでいる。
昨季は怪我に悩まされたこともあり、コンスタントに出場機会を得るには至らなかった。しかし、今季は好調を維持し、キャンプ序盤から何度も素晴らしいゴールを挙げている。「(試合の流れを変えられる役割を)もちろん意識しています。常に追求していきたいと思っています」という言葉通り、途中出場でも状況を一転させられる力を持っている。
昨季から出場機会の有無に関わらず練習後には黙々とランニングを行い、自分なりの調整をブレずに継続してきた。試合数が多く総合力が問われる4・5月は廣瀬のさらなる活躍に期待したい。
(徳島担当 柏原敏)
2015/04/03 18:29