今節は埼玉スタジアムで浦和とのアウェー戦となる松本。スタンドを真っ赤に染める大観衆の中での試合となるが、選手は気負いを見せずに大舞台を待ち望んでいる様子だ。
浦和に縁がある選手、といえば前田直輝。浦和といってもチームではなく街のこと。前田は東京V下部組織出身だが、埼玉県さいたま市出身でまさに地元である。「中学、高校の友達もみんな浦和のファンクラブに入っている(苦笑)。埼スタでピシッとやってやりたいという気持ちはある」と、地元での活躍に闘志を燃やす。
3月28日のナビスコ杯・FC東京戦(1△1)では途中出場し、相手陣内で積極的な仕掛けを見せた。「(FC東京戦と併せて)楽しみな試合が2戦続くけど、同じ気持ちで勝ち点3に向けて結果にこだわっていきたい」――。チームの結果も、自身の結果も出すべく、敵地へと乗り込む。
(松本担当 多岐太宿)
2015/04/02 19:09