前橋育英高校出身で駒澤大学卒のルーキー・小牟田洋佑が、今節(明治安田J2第4節)北九州戦でJデビューする可能性が高まった。
今週の紅白戦では2トップの一角としてレギュラー組でプレー。長身を活かしたポストとバイタルエリアでのコンビネーションプレーで存在感を発揮し、初出場初先発が現実味を帯びてきた。小牟田は「Jリーグのピッチは憧れの場所。チャンスをもらったらポストとしての役割を果たして、初出場初ゴールを狙っていきたい」と静かな闘志を燃やした。
群馬は前節大分戦(1△1)で負傷したエース・タンケが左ひざ前十字じん帯断裂(全治8か月)で戦線離脱。攻撃の軸を失ったチームは前線の再編成が急務となっている。チームに漂う不穏なムードを払拭できるか、小牟田のプレーに期待がかかっている。
(群馬担当 伊藤寿学)
2015/03/28 11:56