今季新加入のキム・ミンテは、序盤は左ひざの負傷で出遅れてしまった。しかし地道に調整を続け、「やっと最近になって体調が上がってきました」とコンディションが整ってきた。
187cmの高さと体幹の強さを生かした守備を得意とするほか、中盤の底から持ち上がったりフリーの味方への縦パスを繰り出したり、という攻撃面での持ち味も備えている。連係面での課題についても、日本語が上達してきたこともあり修正を重ねている。
練習試合ではボランチとCBの二つのポジションでプレーしてきた。ベンチに入れない間も「監督からの要求やチームのカラーもあわせて考え、自分が入った場合のイメージトレーニングも重ねてきました」と試合を研究した。
「良い準備をすればチャンスは必ず来ます。そのときにはしっかり持ち味を出したい」。背番号6は、まずはナビスコカップ第2節・名古屋戦(28日)での出場を目指す。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/03/27 15:47