明治安田J1で3試合連続先発出場。昨季はけがでシーズンの半分以上を欠場した大槻周平だが、今季はチームの主軸として前線の一角を担っている。ここまでの自身のプレーについて「やりきるプレーがまだ足りない。得点が取れていないことに焦ることも良くないが、シュートへの意識をもっと強めたい」と大槻。今後も課題にしっかり向き合うことが大事だと力強い眼差しで語っている。
大槻と言えば、金沢に所属する兄・大槻優平が明治安田J2第2節・東京V戦でJ2デビューを飾っている。そのことについて聞いてみると「連絡は取り合わなかったけど、試合は生で見ていた。昨季はけがでお互いに本当に苦しんだので刺激になった」と、兄・優平のプレーに力をもらったようだ。そして兄弟の仲に関しては「年末年始の自主練は二人でやるし、結構お互いを意識しているけど仲は良いですね。僕は小さい頃からいまでもずっとライバルだと思っています」と、お互いの関係について語った弟・周平。
兄弟Jリーガーの二人がいつか対戦するその日が来るのを楽しみに待ちたいところだ。
(湘南担当 林遼平)
2015/03/26 07:00