前節・東京V戦(3○0)、久々にホームスタジアムに帰って来た大槻優平。交代でピッチに入る際にはサポーターから大歓声を受けた。けがに悩まされ昨季一年間プレーできていなかっただけに、この日を待ち望んでいた人は多かっただろう。
彼のプレースタイルはボールタッチから容易に感じ取ることができる。まさにファンタジスタ。守備の部分も含め、求められる役割を整理することが大事だと前置きした上で「観てもらう人に楽しんでもらいたい気持ちは強い」。セスクやカソルラが好きなようだ。
魅せる男には海外サッカー以外にもチェックしている試合がある。「やっぱり刺激になる」、弟の大槻周平(湘南)の試合だ。兄弟でも選手としてのタイプはまったく異なるが、そのことはよく周りにも言われるとのこと。
“共演”してみたいかと尋ねたところ「あんまり…恥ずかしいですね。対戦相手としてやれたらいい」と笑顔で答えてくれた。
(金沢担当 野中拓也)
2015/03/18 07:00