三竿健斗は、高卒ルーキーながら明治安田生命J2の開幕戦(対C大阪/1△1)にボランチで先発してフル出場。中盤でのボール奪取やつなぎなどの面で持味を発揮し、上々の成果を挙げた。ただ、後日映像をチェックした本人は、「褒め過ぎかな」と笑う。解説の都並敏史氏の絶賛ぶりに少し照れた様子であり、「細かいところで修正しなければいけない部分があったので満足はしていない」。
第2節・金沢戦も先発出場が濃厚だが、11日の全体練習は不在。これは高校の卒業式があったためだ。タイミングがJデビュー直後だったこともあり、そこではやはり人気者だったようで、「写真を撮ってよと言われた。高校生活の最後だったので、思い出になった」。
ただし、やや残念だったのは写真を求めてくる中に、女子が一人もいなかった点である。「女の子にも囲まれたんじゃないか?」と取材者に問われると、「いや、男子校なので…。男だけだった…」と苦笑いを浮かべながら答えている。
(東京V担当 石原遼一)
2015/03/14 16:42