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　「やっと万全で出れる」。そう安堵して、西田剛は今節の福岡戦に備えている。西田にとって福岡は13年まで2シーズンに渡って過ごした思い入れのあるチーム。それだけに昨季は福岡と対戦できる機会を楽しみにしていたが、第3節のアウェイゲームではベンチ入りするも出番なし。ホームで行われた第25節は、その前節にゴールを決めるも負傷離脱で出場は叶わなかった。

　とりわけレベスタでのアウェイ戦では悔しさが大きかったようで、「試合に出れずに（福岡）サポーターのところに挨拶にいった。それでも温かく迎えてくれたけど、やっぱりプレーで元気な姿を見せたかった」と振り返る。だからこそ、今節は「福岡のサポーターに会えるのも楽しみだし、良いところを見せたい」とやる気満々だ。「明日、明後日の練習でケガをしたら意味がない」と自らを戒め、ベストコンディションで古巣を迎え撃つ。