開幕を2日後に控えた6日は小雨の降る寒い一日となったが、チームは良い緊張感の下、充実したトレーニングを行った。
今季から主将としてチームを率いるダニエルは、甲府や名古屋での経験もあり、いたって落ち着いた雰囲気。日本での生活をはじめたばかりのエヴァンドロやムリロ・アルメイダらブラジル人のチームメートにも「ほとんどの問題はダニエルが解決してくれる」と頼りにされる。
2人1組で行うトレーニングメニューでは、自ら坂井大将や姫野宥弥ら若手に声をかけてペアを組むことも多い。疲れて集中力を欠いたメンバーの存在に気がつくと、ボールをぶつけるなど細やかにちょっかいを出して気分をアゲさせている。
開幕戦の相手である讃岐とは、昨季最後のアウェイゲームとなった第41節以来の対戦。その試合にも出場していたダニエルは「最も強く覚えているのは、あの日、僕たちが勝ち点3を獲ったこと。今節も勝つよ」と、頼もしい笑顔を見せた
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2015/03/06 18:19