色の好みは人それぞれだが、チームユニホームは決まったカラーリングなので、それぞれのこだわりが出るアイテムはシューズということになる。最近は蛍光色を配したシューズも出ており、ピッチ上は実に華やかな印象になっているが、そんなご時世の中、昔ながらの『黒』を選ぶ選手も少なからずいる。
例えば、小手川宏基は昨季までシューズ側面のブランドラインもブラックの真っ黒なシューズをはいていた。今季からそのシューズが生産中止となったためにメーカーを変えたが、選んだ色はやはりブラックだった。
もう一人、黒を好むのが市川恵多。こちらも昨季まで履いていたブランドから別のブランドに変えたが、色のチョイスは黒で変わらず。市川にその理由を聞くと「やっぱり黒は渋いですから」。確かに市川のプレーには玄人好みのする渋さがあるし、口にするコメントもなかなかに渋い。渋い男には、黒が似合う?
(北九州担当 島田徹)
2015/02/26 14:57