仙台がJ1残留を決めたJ1第33節・徳島戦(2○1)では、角田誠と蜂須賀孝治(写真左)がそれぞれ久し振りの公式戦出場で好プレーを披露した。
角田は第26節・川崎F戦(1△1)以来の先発出場。出場自体も第29節・名古屋戦(0△0)の途中出場以来となった。最終節・広島戦に向けて「前に戦ったとき(第14節・1○0)は相手にはACLの疲れもありました。今度はもっとスピーディーな戦いになるはず。その中で勝利したい」と気を引き締める。
そして昨季の第34節・FC東京戦(0●2)での出場を最後に右膝の大けがで長らく戦線を離れていた蜂須賀は、徳島戦で約一年ぶりの公式戦出場を果たしてチームの勝利に貢献した。翌日の練習試合・福島ユナイテッド戦でもプレーしたが、このときのほうが前日より「浮き足立ってしまった」と反省点が多かった模様だ。
蜂須賀はその練習試合のあとに、角田から「サッカーをやっていればうまくいかないときは必ず来る。そのときに何ができるかだ」とアドバイスを受けたという。「福島戦では悪いなりに耐えて勝利することができましたが、J1の公式戦でうまくいかないときにも焦れずにプレーできるようになりたい」と、広島戦に向けて心身のコンディションを上げている。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/12/03 19:27