ピッチ内ではチーム屈指の俊足を活かして左サイドをアップダウンする藤春廣輝だが、ひとたびピッチを離れると、フンワリとした独特の空気を醸し出す。
J1第32節・浦和戦(2○0)で自らが「予言」した佐藤晃大の得点についても「あれは完璧でしたね。言った通りになって良かったです」とマッタリとした笑顔で振り返る。
過去に言い当てた倉田秋の得点に関しては、試合前のピッチで行うアップ時にお告げが聞こえたというが、佐藤のケースは「室内でアップしている時に予感した。『あ、佐藤君に言わないと』思ったんです」とのこと。
今節のJ1第33節・神戸戦は、米倉恒貴の出場停止に伴い、先発が濃厚な背番号4。今度はその「口」でなく、その足で、存在感を見せたいところだ。
(G大阪担当 下薗昌記)
2014/11/27 20:36