前節のJ1第32節・FC東京戦(3○1)でダメ押しの3点目を決めた山本康裕。
試合後は、アウェイまでかけつけた3000人超のサポーターから「コースケ」コールが送られた。(ちなみに「コースケ」以前の愛称は「ヤマ」だったそう。転機は2011年のU-22ロンドン五輪アジア最終予選。メンバー内に「ヤマ」と呼ばれる山村和也(鹿島)がおり、「山村に負けて」今の呼び名になったそうだ。)
11位で迎える今節のJ1第33節・アウェイの横浜FM戦に向けて、「まず勝つこと」と山本。「順位的に上位も下位もないけど、今やるべきはFC東京戦のようにいい戦いを見せることで、最終節のホームを満員にすること。どれだけ呼べるかは、この試合にかかっている」と、プロ意識の高さを覗かせた。
満員のビッグスワンは磐田で体験(2009年・第10節/40,268人)し、敵地ながらその一体感のある雰囲気に感動したという。今度は4万人の歓声と「コースケ」コールを受けるべく、目の前の一戦に全力で臨む。
(新潟担当 野本桂子)
2014/11/27 07:00