今節のJ1第27節・清水戦の試合当日は、扇原貴宏にとって23歳の誕生日。昨年の10月5日も試合と重なっており(J1第28節・大分戦/2○0)、2年連続で誕生日に試合を迎えることになる。
「誕生日に試合があることが多い。苦い思い出もあるけど(苦笑)去年と同様、まずはチームがしっかり勝てればいいと思う」と扇原は話す。
年齢については、「もう23、という気持ち。早い。あっという間。もう若手じゃない、という年に来たと思う」という自覚も。扇原の親友である永井龍も、「まだ10代や20代になりたての印象もあるけど、いつの間に(笑)」と笑う。
そんな永井に、「勝てば、それが(扇原に対する)一番のお祝いになる」という杉本健勇のコメントを伝えると、「そんなカッコイイこと言っていたんですか?じゃあ、僕はゴールで!」と笑みを浮かべ、「タカとは、お互い、誕生日は祝い合っているけど、(出場すれば)タカの誕生日にピッチに立つのは初めてなので、勝ってお祝いしたいですね」と続けた。
残留争い直接対決であり、試合は殺伐とした激しい雰囲気になることは必至だが、勝利で、扇原の新たな一年の門出を祝いたい。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/10/03 15:12