これまで28試合に出場し7得点を決めているカイオ。若干20歳の若鹿はJリーグベストゴールアウォード2014にも10月は第30節・浦和戦、9月は第27節・徳島戦、7月は第16節・大宮戦の3発がノミネートされた。月間ベストゴールの受賞歴こそないものの各チームの顔となる選手と一緒にノミネートの常連となっている。春先の宮崎キャンプで鈴木満常務取締役強化部長が「あいつはレギュラーになると思う」と予言していたが、まさにそのとおりの活躍をルーキーシーズンで見せている。
それでも本人は「ここまで早く試合に出られるとは思ってなかった。チーム全体が良いプレーをできてるから自分もその流れで良いプレーができている」と謙虚な姿勢を崩さない。
93年4月2日以降に出生した選手から選ばれるJリーグベストヤングプレーヤー賞の有力候補の一人と言っていいだろう。
(鹿島担当 田中滋)
2014/11/21 18:42