
昨季、松本に在籍していた吉田眞紀人。年間をとおしてわずか1試合の出場にとどまり、悔しい思いをした1年間であった。しかし、吉田は「自分にとっては大きな1年だった」と振り返る。
「昨年松本でいろいろなことを学んだから、今年結果を出すことができている」と古巣への思いを語った。
中でも松本のエルシオフィジカルコーチは「自分を救ってくれた恩人」だと語る。「昨年、試合に出られず心が折れそうになってサッカーをやめようと思ったことがあったんです。でも、エルシオさんが毎日個人的に練習に付き合ってくれて、食事も含めて、いろいろアドバイスをくれたんです。なので、サッカーを続ける気持ちになれました。あの人と出会っていなければ、僕のサッカー人生は終わっていた。あの人のおかげで今がある」と振り返る。
今節の松本戦で「活躍して成長したところを見せたい」「ゴールを決めたい」と強い口調で語る吉田。“感謝”の思いをパワーに、昨季見せられなかった躍動感あふれるプレーをアルウィンで披露する。
(水戸担当 佐藤拓也)
2014/11/21 18:37