12日の練習中に左わき腹を痛め、以降は別メニュー調整が続いていたカカウだが、20日の練習で全体に合流し、フルメニューをこなした。
見守った大熊裕司監督も、「大丈夫そうだね」と、まずは一安心。「リバウンドがないか、明日も確認する」と続けた。
カカウ本人は、「コンディションはいい。いい練習ができた」と上機嫌で振り返った。「試合では何を見せたいか?」との問いには、「勝利への執念を見せ、ベストを尽くしたい。チームみんなで気持ちを一つにして、全員が同じ意識を持って、同じ絵を描いて、やるべきことをしっかりやることが大事」と話した。
練習では、自身がプレスに行った際に連動しない後ろに対して声を荒げる場面もあり、すでに戦闘モードに入った様子。加入後の4得点は全てホームであり、アウェイでは無得点が続くが、「極限の戦い」(カカウ)となる今節J1第32節・仙台戦にて、残留請負人の真価を見せる。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/11/20 16:40