前節のホーム最終戦(J2第41節・群馬戦/1△1)でJ2残留を決めた東京V。19日には今季途中から緊急登板ながらもチームを残留に導くことに成功した冨樫剛一監督が来季も監督を続投することがチームから発表された。
「練習前に選手には社長のほうから続投を要請されたこと告げました。監督になりシビアなゲームを続けていて、残留が近くなっていると同時に試合数が少なくなって残念な気持ちがあった。それはどんどんチームが良くなっていた手応えがあったから」とコメント。責任は大きいが、自分やれることを最大限出したいし、身が引き締まる思いであるとも話してくれた。
今季のチーム低迷の最大の要因である得点力不足については「ゴールに入れる作業は一番難しいし、お金がかかるところ。シュート数で言えば指揮をした10試合を通して少なくはない。それはチームで掲げていた『前へ』というところができてきていたから。来シーズン結果を残すためにも積極的にゴールを狙い、そのために良いボールの奪い方をしていかないといけない」と話した。
(東京V担当 柴原貴彦)
2014/11/19 16:55