清水は11日、静岡産業大と45分×1、30分×2の変則形式の練習試合を行った。
最初の45分にレギュラー組で挑んだ清水は、14分、右サイドに切り込んだ六平光成の折り返しに高木俊幸が思い切りの良いシュートを決めて先制。続く16分には、高木俊のクロスを大前元紀が落とし、六平が飛び込んで2点目。
そして、ついにこのときが来た。36分、六平のスルーパスを受けた長沢駿が、「GKが出ている」(長沢)ととっさに判断し、右足アウトでコースを狙った技ありゴールを決めた。
2本目、3本目はメンバーを全員代えて挑んだが、ゴールラッシュは止まらなかった。村田和哉の2ゴールなどでさらに突き放した結果、試合は8-1の勝利。「チーム全体の意識が高かった」(大榎克己監督)と、一定の手ごたえを示した。
(清水担当 田中芳樹)
2014/11/11 16:05