U-21ブラジル代表として中国で行われる国際大会へ出場することになったエドゥアルドが、29日の練習後に取材に応じた。
「今まで人生の中でも感じたことがないくらい幸せ」だと心境を語り、チームメートのブラジル人二人からは、「代表、代表って呼ばれたり(笑)、もちろん、おめでとうという言葉ももらった。ふざけ合ったり、からかわれたりする」
今回、一人を除き、海外組だけでメンバーが構成されている中、アジアのチームから選出されたのはエドゥアルドだけ。故郷でもビッグニュースになっているそうで、「家族だけでなく、友達もすべて含めて、自分が住んでいた町の人たちのみんなが、町も小さいところなので、初めて自分の町から代表選手が出たということで、すごい喜んでくれていた。家族も地元のラジオに呼ばれたりとか、新聞でも取り上げられた」。
最初に代表選出の話を聞いたのは、代理人からで、 「『レイソルのドゥドゥは何歳だ?』と聞かれた。自分は名前がエドゥアルドで登録されていたので、『ドゥドゥは24歳だよ』と。『じゃあ違うな、お前は何歳だ』と言われて、そうしたら俺は21歳だけど、それなら21歳以下の代表のリストを見てみろということで、それで初めて見て知った」。また、「鹿島戦で点を決めたドゥドゥの顔写真が載せて使われていたり。それは俺じゃないよ、というのはいろいろとあった」とのこと。同じニックネームの選手がチーム内にいることで、ちょっとしたハプニングもあったようだ。
とにもかくにもU-21とはいえ、代表入りしたエドゥアルド。これからは、セレソンとしてのプレーが期待される。
(柏担当 石原 遼一)
2014/10/29 19:57