仙台はJ1第29節・名古屋戦(0△0)で、ウイルソンが早々に左膝の負傷で退場。ウイルソンはその後、全治3〜4週間と診断された。「彼の穴は、これまで出場機会の少なかった選手も含め、全員で埋めなければいけません」とリャン・ヨンギは次節・柏戦に向けて言葉に力を込めた。
実は今季の柏との前回対戦(第15節・0△0)では、そのウイルソンとリャンが不在だった。リャンは今季初めて柏との試合にのぞむこととなる。「今季に限らず柏との試合は拮抗した試合になりやすいので、焦れずに先制点を狙いたい」というリャンは「そのためにも、前節にボールを取ってから攻撃に迫力を出せなかったところを、全員で修正します」と話す。
クラブ創設20周年記念試合でのホームの声援も、その迫力を生む後押しとなるだろう。リャンは「こういうときにホームで試合ができるのは心強い。先発もサブも、すべての選手が自信を持って戦い、勝ちたい」と、勝ち点3獲得を目指す。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/10/24 18:00