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　6試合勝利できずに5カ月間ランクしてきたプレーオフ圏内から落ちた。チーム状態は厳しいが、まだシーズンは終わっていない。残り5試、挽回するチャンスは残されている。

　「下に引きずりおろされるかもしれないとか、これまではいろんな想いがある中でやってきたけど、これからは上を見るしかない」「このままシーズンが終わったらシーズンが寂しすぎるだろう」

　そう選手たちに語り掛けて26日の大分戦へ向けてトレーニングを開始した影山監督は、「いろんなことをやってみて、選手が一番力を発揮できるだろうと思うことをやって、それで立ち直れないんだったら、力を出せないんだったら、そこまでの力だったということだと思う。こっからでしょう」と、前を向く。

　「あきらめるには早すぎる。まだ5試合あるんだから。魔法はないけど、どんな状況でも必ず道はあるんで、その道を自分たちで作っていきたい」。影山監督は懸命に光りを探し出そうとしている。