親善試合の日本対ブラジル戦から一夜明けた15日、神戸は紅白戦などを実施。この日帰国した森岡亮太はオフとなり、16日の練習(非公開)から合流予定。第28節・徳島戦での起用に関しては「(出場は)前半だけだったし本人はやりたいだろう。明日様子を見ます」(安達亮監督)とした。
代表初先発を飾った森岡のプレーを振り返った指揮官は「代表の中では、まだ亮太が認知されていない。欲しいタイミングでボールをもらえると、もっと良いパスも出せるんだけど…」と悩ましげ。ただ、「良い経験でしょう」と今後に期待し労った。
一方で、ブラジルのうまさを指摘。「ボールを手で扱ってるようなシーンもあったし、クサビを入れるパスのキックモーションが小さくて、いつボールが出るかタイミングがつかめない。やってる選手はもっと感じているでしょうね」と指摘。そして、「(日本は)力が足りないとは思うが、勝てるようにやっていかないと。1チームが優勝を目指すことはあるけど、Jリーグ全体のレベルを上げないとあそこには追いつけない」と現状を厳しく捉えた。
(神戸担当 小野慶太)
2014/10/15 18:04