元水戸の塩谷司(現・広島)がついに日本代表に召集された。発表当日、塩谷は恩師である柱谷哲二監督へ電話をしてきたという。「まずは子どもが生まれたことの報告。そのあとに代表に入りましたと。とにかくダブルでめでたいので、『おめでとう』と言っておきました」と、やり取りについて説明してくれた。
ただ、「まだ代表に選ばれたとはいえ、試されている段階」と元日本代表キャプテンの目は厳しい。「W杯予選を戦ったら本当の意味で『代表で戦った』と言うことができる。そこまで生き残ってもらいたいね」とエールを送った。
そして、現代表のシステムにおける塩谷の適性ポジションについて話が及ぶと、「CBもいいけど、アンカーが一番面白いかもね」とうれしそうな表情で語っていた。
(水戸担当 佐藤拓也)
2014/10/02 17:32