24日の練習後、斉藤和夫テクニカルダイレクターが大岩一貴に話しかける一幕があった。もともと名DFであり、監督代行を務めた際にも個人の技術指導に熱心だった斉藤TDは、徐々に身振りも含めて熱のこもった話しぶりになっていった。
大岩によると「ディフェンスの基礎。トラップした瞬間に前を向かせないとか、『ディフェンスは50年前からそうなんだぞ』、『絶対これからも変わらないから』ということを言われた」とのこと。
もちろん大岩もなぜ指導を受けたのかは理解しており、「(前節の)愛媛戦(2△2)でも前半にシャドーのところにCBで行くかどうかが曖昧だった。後半は行こうと思ったらつぶせるようになった」と前節を振り返っている。
「シャドーのところに行けるかどうかは今後大事になる。やればできるようになってきているので、もっと早くやれるようにして、もっとうまく、アグレッシブに守れるようにしたい」と語る大岩。リーグ最終盤へ向けて意気込みを新たにした。
(千葉担当 片村光博)
2014/09/24 18:10