清水は、創設20周年の企画の1つとして、「エスパルス物語(仮称)」というダンスミュージカルを企画中です。実在のサッカークラブを題材に完全オリジナル描き下ろしの作品の舞台製作をするのは、Jリーグ史上初めてのことです。
プロデューサーには、ダンスカンパニー「コンドルズ」プロデューサーの勝山康晴氏、演出家は国民文化祭しずおか2009「ビューティフル・フジヤマ」を演出した河田園子氏を迎えました。
12月1日に制作記者発表が行われ、プロデューサーの勝山氏は、「文化は東京から発信するものではない。サッカーは地域に根差してやっている。文化も地域から発信しなければ、まずいんじゃないかと思った」と、制作の意図を語りました。
肝心の内容についてですが、清水の1997年の経営危機のことに触れるなど、史実に基づきつつ、フィクションの要素も含めた物語になるようです。清水のサッカーそのものではなく、女子高生の成長を通した、「エスパルスによって日々励まされてきた人々を描いていきたい」と強く語っていました。
このミュージカルは、脚本、出演者、ダンサー、公演チラシデザインなどは、全て一般公募で行われています。脚本、出演者はすでに決まってしまったのですが、ダンサー、公演チラシデザインは、まだ、募集を行っています。詳しい内容は、静岡市民文化会館のHP(http://www.scch.shizuoka-city.or.jp/page140.html)にありますので、興味のある方はぜひ参加してみてください。このJリーグ初の試みに参加するチャンスです。
(清水担当 田中芳樹)
2012/12/03 23:01