
「2ゴールはめったにないんで、さすがに反響がありましたね(笑)」
そう笑顔を浮かべて話してくれたのは、前節、神奈川ダービーで2ゴール挙げた田中裕介選手。サイドバックが古巣戦で2ゴールを挙げたのですから、それも当然かもしれません。
今週末は等々力で名古屋戦ですが、田中裕介選手は「去年の中で一番悔しいゲームだった」と、昨年の苦い思い出を振り返ります。
というのも、昨年チームは夏にリーグワースト記録である8連敗があったのですが、その真っただ中である6連敗目がこの等々力での名古屋戦でした。
後半、楠神選手のゴールで先制したものの、その後、名古屋が猛反撃。ピンチの場面では、田中裕介選手が倒れ込みながらも胸で間一髪のクリア。ところがこのファインプレーを主審はハンドとの判定し(後日、誤審と判明)、レッドカードとPKが名古屋には与えられました。これを決められて追いつかれると、10人となった川崎Fの反撃もむなしく、ハイボールをケネディに決められて逆転を許し、連敗が続く結果となってしまったのです。
「自分の退場がなければ、勝っていたはず。あれを覚えていますね」
この3試合で3得点中。
去年のリベンジに燃える田中裕介選手に今節も注目です。
そしてフロンターレが構想足掛け2年をかけて取り組んだプロジェクト「難局物語」にもどうぞ注目を。
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http://www.frontale.co.jp/info/2012/0813_10.html
(川崎F担当 いしかわごう)
2012/08/23 21:56