清水がピンチを迎えている。本日3日の練習ではフィールドプレーヤーが17人しかいない異常事態。紅白戦もままならず、栗山友文コーチが急きょ駆り出されることになった。それでも、9対9がやっと。
ただ、けが人や代表(スロベニア代表のノヴァコヴィッチ、カナダ代表のヤコヴィッチ、U-19日本代表の三浦弦太、金子翔太)などで日に日に人数が減っていく中、天皇杯に限っては心強い存在が戻ってくる。
イ・キジェはこの試合に「自分の力を出し切る」と気合が入る。第21節・鹿島戦(●1-3)で通算4枚目の警告、さらに退場と、リーグでは2試合の出場停止。前節・鳥栖戦(△2-2)の欠場に続き、9月13日の第23節・浦和戦にも出場できないが、9月7日の天皇杯4回戦・FC東京戦には出場できる。「退場してから2、3日は憂鬱だった」(イ)と一時落ち込みを見せたが、いまでは気持ちを切り替えている。
チームは3バックか、4バックか手探りの状態だが、そのどちらにしても左足のクロスでチャンスを演出してくれることは間違いない。
(清水担当 田中芳樹)
2014/09/03 18:18