習志野高卒業後、新潟一筋15年目の“ミスターアルビレックス”。リーグ戦出場は300試合を超える。2007年からはゲームキャプテン、11~12年はチームキャプテンとして、新潟を支え続けた。だが13年から出場機会が激減。試合に出たい思いがくすぶる中、オファーが届き、今回の決断となった。
「これからJ1を目指す中で、力を貸してほしいと言われた。僕もJ2時代、ベテランと呼ばれる選手が新潟へ来て、力を貸してくれたことで、J1へ上がったのを見ている。自分もそういう力を与えられれば」と、抱負を語った。
15年ぶんのあふれる思い、こみあげる涙を抑えきれず、囲み取材を一時中断する場面も。
「こういう形で出ると思っていなかったので、正直、寂しい気持ち。でも決めた以上はしっかりやってきたい。新潟のサポーターにも、また元気にプレーする姿を見せたい」と本間。13日からは新天地で、再び躍動する。
(新潟担当 野本桂子)
2014/08/13 07:00