台風11号の接近に伴って9日のJ1第19節・鳥栖戦は延期となり、11日に開催されることが決まった。この決定を受けてチームは9日、広島市内でトレーニングを実施。小雨が降り、時折り強い風が吹く中で約1時間半、汗を流した。
試合が延期になる経験は初めてだという森保一監督だが、「自然が相手のことなので、どうなっても受け止めてやるだけ」と話す。選手たちにも動揺は見られず、「月曜日の試合に向けて調整することは難しくないです」(髙萩洋次郎)、「いつもより長く準備して臨めると思って、ポジティブに捉えたい」(水本裕貴)と、すでに11日の試合に向けて切り替え、準備をスタートさせていた。
また、昨日まで別メニューで調整していた塩谷司がチームに合流してフルメニューを消化。「今日の練習を見ていると問題ないと思いましたけど、明日の練習も見てから決めていきたい」と森保監督。塩谷の出場する可能性が出てきた。
(広島担当 寺田弘幸)
2014/08/09 18:56