前節の松本戦では相手のロングボールにディフェンスラインを押し下げられ、船山貴之と北井佑季の2シャドーに空いたスペースを使われてしまった栃木。チーム全体として距離感が遠く、こぼれ球を思うように拾えなかった。
それを受けて當間建文は「第一はヘディングであまり勝てなかったこと。勝てないなら早めにボランチを下げて挟むなりすればよかった」と、分析。マッチアップした松本のFW塩沢勝吾については「去年と対戦したときはヘディングが強いという印象はなかったが、(今回は)こちらが飛べないタイミングで飛ばれた。持ち味を出させてしまった」と當間は振り返る。
今回はしてやられた形になったが、「もっと早い時点で駆け引きしてやったら、勝てない相手ではなかった。そこは悔しい」と當間。10日の第2節・札幌戦で、この反省を生かす。
(栃木担当 片村光博)
2013/03/06 18:20