日なたとはいえ大原の温度計は43℃。浦和のトレーニングは先週から通常の10時から1時間早い9時からとなったが、酷暑であることに変わりはなかった。
浦和に限らずどのチームも各選手、暑さ対策を取っているだろうが、「選手として一皮剥けるチャンス」と言ったのは宇賀神だった。宇賀神は「高3の夏に一皮剥けて化ける、とかあるけど」と笑いながら言いつつ、「それはプロ選手でも変わらない。コンディション調整がうまくなればプラスだし、コントロールできる選手になりたい。(暑いから)ダメと言うとダメ」と“思い込み”が大事だと主張していた。
今節の川崎F戦についても、「自負はしていないけど」と前置きしつつ、「得点がそう多くない中で3点取っているし、得点している試合は勝っている。自分で川崎Fキラーだと思って」とやはり大事なのは“思い込み”。ポジティブな考えにより、宇賀神は夏と大一番を乗り切る。
(浦和担当 菊地正典)
2014/08/05 18:40