前節・讃岐戦(1○0)でキャプテンマークを巻いたのは、主将の廣瀬浩二ではなく、近藤祐介。プロ生活12年目での初の大役について、本人は「似合わなかったでしょ? やること成すこと、すべてグダグダだったし」と恥ずかしそうに話した。
実は早い段階でキャプテンマークを付けることは決まっていたようで、讃岐戦を迎える週の頭には「主将・近藤」は誕生していたそうだ。指揮官から集団を束ねる役割を託された意図を、近藤はこう解釈していた。
「(廣瀬)浩二君におんぶに抱っこではダメだし、みんながキャプテンという意識でチームを盛り上げる必要がある、という意図なのかなと。それに、オレは波がありますからね。常に良いプレーをするように、という思いもあるんじゃないですかね」
そして、「(重圧で)少し肩が重かったし、もう満足」と語った近藤だが、今節の松本戦でも先頭で入場する可能性はある。その際は勇猛果敢な突破で、チームをけん引してもらいたい。
(栃木担当 大塚秀毅)
2014/04/09 21:37