日本代表としてブラジルW杯に臨んだ伊野波雅彦が1日、磐田の全体練習に合流。午前、午後の2部練習をフルメニュー消化し、精力的に汗を流した。
自身初のW杯は出場機会ゼロ。報道陣にW杯の話題を質問されると表情が厳しくなった。悔しさはあるが、それでもすでに4年後を見据えている。「やり続けていれば(ロシアW杯が)見えてくると思っているし、チャンスはある。みんな平等だから。代表でやってきたことをチームでも落とさないよう、自分なりに考えてやっていきたい」(伊野波)。
代表遠征で磐田を離れている間に、首位・湘南との勝ち点差は『17』に拡大。5日のアウェイ・京都戦へ向けては、「順位的に自分が出なければ、という気持ちでいる」と強い出場意欲を見せた。シャムスカ監督は「伊野波の起用は今週の練習を見てから判断したい」と慎重だが、本人は休むつもりは全くない。
(磐田担当 南間健治)
2014/07/02 11:48