関東大学リーグをもっと知ってもらうために選手たちが注目選手をリレー形式で紹介する『大学サッカーに懸ける男たち』。10回目の今回は早稲田大のMF近藤洋史に筑波大の10番を背負うMF中野嘉大について語ってもらった。後期リーグの筑波vs早稲田は二人の対決に注目! MF 10 中野 嘉大(筑波大/4年)
――中野選手のすごいと思ったところは?
「彼のプレーの怖いところは、常に相手のイヤな位置でボールを受けて、そこからのターン・ドリブル・パスなどゴールに向かってしかけてくるプレーの質が高い点だと思います。相手のプレスが厳しい状況でもボールを失うことなく局面を打開できて、本当にすごいなと思います」
――中野選手と初めて対戦したときの感想は?
「大学2年のときの関東大学リーグで対戦した際、自分が左サイド、中野選手が右サイドでマッチアップしたのを覚えています。切り返しでかわされて右足のミドルシュートを決められたのは、いまでも忘れられません。あのときは本当にやられたと思いました」
――5月25日に行われた筑波大との試合では1-0で勝利しましたが、後期リーグで対戦したときに中野選手をどう抑える?
「できるだけ彼に前を向かせないようにします。高い位置で前を向かれると怖いのでスペースを消して、彼に仕事をさせないようにしたいです」
――̶̶最後に中野選手にメッセージを。
「実際にはほとんどしゃべったことはないのですが、でも対戦したり、プレーを見て『うまいな』と思っています。味方にいてくれたらうれしいです!」
(エル・ゴラッソ本紙6/6・6/7号より)
(BLOGOLA編集部)
2014/06/06 17:17