30日のホーム、J2第24節・讃岐戦(4○2)に勝利し、連敗を『2』で止めた磐田。この試合は23日のアウェイ、J2第23節・横浜FC戦(0●4)から先発6人を入れ替え、フレッシュなメンバーで臨んだ。
このメンバーチェンジにより、ある“珍事”が起きた。それはプレースキッカーの不足。ここ数年、磐田のプレースキックを蹴ってきた駒野友一、さらに今季よりキッカーを務めるポポが先発外となったことで、セットプレーに注目が集まることに。
このため讃岐戦でCKを蹴ったのは、山崎亮平とペク・ソンドン。山崎は「CKを蹴ったのはたぶん何年か前のナビスコカップ以来」、ペクは「CKを蹴ったことはプロでは初めて」と笑う。
このうち、見事に結果を残したのは山崎だった。36分にフェルジナンドのゴールをお膳立て。「『このあたりかな』という感じで蹴ったボールが…(笑)」という“感覚派”が、磐田の新プレースキッカーに名乗りを上げた瞬間(?)だった。
(磐田担当 南間健治)
2014/08/01 18:24