前節、敵地での長崎戦で2試合連続となる同点ゴールを決めたソン・ハンキ。そのゴールを決める前、ペナルティーエリア内での自らのファウルでPKを献上しており、「PKを与えてしまっていたので、チームに申し訳ない気持ちがあった。もっと頑張らないといけない」と発奮していたことがゴールへ。武田有祐のスローインを自慢の高さを生かしてバックヘッドでゴールネットを揺らし、しっかりと名誉挽回した。
そのソンはゴールシーンを振り返って、「相手のGKがちょっと前に出ているのが見えたので、バックヘッドでGKの上を越すボールを打とうと思っていた」と、冷静な判断から狙いどおりのシュートだったことを明かした。
今節の札幌戦での3試合連続ゴールについては意味深な笑みを浮かべるにとどめたが、「いまは自分も調子が良い。2日間オフもあったので体もラクになった。良い準備をして、札幌戦でも良いプレーをしたい」と、今節の札幌戦での勝利に向けて全力を注ぐ。
(讃岐担当 松本隆志)
2014/06/03 18:14