今節、ホームに迎える東京Vは三竿雄斗にとって、ユース時代を過ごした古巣となる。「大学に行ってからもヴェルディ(東京V)の試合は気にしていたし、ユースのときもトップに上がることを夢見ていた」と、東京Vに対する思い入れがあったことを話した。
対戦相手には一緒にプレーした経験のある選手も多い。「1年目の菅嶋(弘希)や安西(幸輝)は、弟も一緒にやっていて、球際も厳しく行けて技術もある良い選手。若さもあってアグレッシブに来るところは脅威になる」と警戒を示す。だが「そこをうまく抑えて自分たちのサッカーができれば」と話すように、自分たちのスタイルを出していくことが重要になってくるだろう。
三竿は最後に「でも、自分はもうベルマーレの選手。ベルマーレのために全力を尽くしたい。思い入れのあるチームだけど、意識せず、その中でいつも以上のプレーをしたいと思う」と古巣撃破に燃えている。
(湘南担当 林遼平)
2014/05/30 15:08