右太もも裏の状態を考慮し、ナビスコカップ第4節・鹿島戦は温存された宇佐美貴史。明日に控えた第5節・FC東京戦では先発が濃厚だ。決勝トーナメント進出をたぐり寄せる意味でも重要な一戦となるFC東京戦を前に、「貴史は使います」と長谷川健太監督は先発での起用を明言したが、宇佐美自身も「前の試合も出ようと思えば出られた。無理をしなかっただけ」と準備は万端だ。
ちょうど1週間前のリーグ第14節ではアウェイで0-3の完敗を喫している相手との顔合わせだけに「決勝トーナメント進出がかかる試合とかよりも、リーグ戦でああいう結果を出された相手なので、その悔しさは返したい」と、G大阪の至宝もリベンジへの思いを口にする。
「苦手意識を持たずに、ただ叩くというイメージを持ちたい」。毎節、さまざまなヒーローが現れてきたナビスコカップの戦いで、いよいよ“真打ち”がその真価を見せつける。
(G大阪担当 下薗昌記)
2014/05/23 19:51