左太腿裏痛で戦線離脱していたブラジル人DFパウロンが18日のアウェイ千葉戦(フクアリ)で6試合ぶりに復帰することが濃厚となった。
13日に地元大学との練習試合で実戦復帰すると、軽快なプレーで指揮官にアピール。「あのくらいやってくれると心強い」と財前恵一監督もそのプレーぶりを評価した。
加えて指揮官はこうも話す。「今週戦う千葉には強さのあるケンペスがいる。それを止めるとなると、やはりパウロンの復帰は大きい」。
昨季のJ2得点王であるケンペスに対し、圧倒的な身体能力を持つ背番号3をぶつけることでシャットアウトを目論む。「監督の要求をしっかり果たすことができれば、そのまま勝利につながると思う」とパウロン。チームはここ5試合で白星なしと苦しんでいるが、この選手の復帰がチームの流れを大幅に変えるかもしれない。
(札幌担当 斉藤宏則)
2014/05/16 16:54