今節、アウェイで首位をひた走る湘南との一戦を控える福岡だが、焦点は当然、開幕13連勝を記録している湘南を止められるかどうか。石津大介が「ミーティングで監督も『ここで勝てば話題をさらえるぞ』みたいなことも言っていた」と話すように、マリヤン・プシュニク監督も選手たちにハッパをかけているようだ。
選手たちもその意識は高いようで、石津が「13連勝している湘南とここで対戦できるのはめっちゃ楽しみ」と話せば、坂田大輔も「湘南を止めることができれば、J2であってもビッグニュース。ウチとしてはそういう高いモチベーションで戦えるのは良いこと」と、13連勝中の湘南との対戦を前向きに捉えている様子だった。
湘南のホームであるShonan BMWスタジアム平塚では過去、11勝5敗と、福岡にとっては分の良いデータも残っている。開幕連勝記録を更新し続ける湘南を止めて、脚光を浴びることができるか――。福岡にとっては、高いモチベーションで臨める一戦になりそうだ。
(福岡担当 杉山文宣)
2014/05/16 16:34